ホッコの部屋

気の向くままに書きます。夜空のようにおおらかに。

あの頃の商店街 #3

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#2のつづき。

 

へぇー、こんな店があったんだ。

とか、いろいろ思いながら通りを引き返していきます。

最初に通ったときは店先に男の人が2人ぐらい立っていて、中の様子を見るにも見れなかったんですよね。

 

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めっちゃなつかしい香りがしてます(笑)。

まるで自分の親の青春時代にタイムスリップしたかのよう。

歌うのがめんどくさくてカラオケに行ったことのない私だけれど、あの扉の向こうはすごく気になるのです。

 

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ふたたび最初の通りに戻ってきました。

きれいに並んだ「ファミリーロード」の文字がさらに哀愁を感じさせます…

もう少しここでゆっくりしたいと思うも、時計の針はすでに夜の9時を回っています。複雑な気持ちのまま、今度は右の通りへ。

 

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シャッターの閉まった通りがあてもなく続きます。

9時というそれほど遅い時間でもないのに、もうすぐ11時じゃないのかと思わせられるこの静けさ。

ちょっとした物音でもびっくりしてしまいそう。

 

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屋根が途切れたと思ったら、いつの間にか広々とした通りに出ていました。

建物にして3階と同じぐらいの屋根。

あいかわらず閉まったシャッターは目立つものの、いくらか人の気配が感じられるようになりました。

 

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と思ったら、商店街の出口はすぐそこに。

近鉄の高架をくぐれば、そこはいつもの道。私の知っている日常が流れています。

屋根が高くなるまでの商店街が過去だとすれば、高架の向こうは今の世界。

となると、この屋根が高いところは…過去と今をつなぐトンネルような場所?

 

ここまでの道のりは何だったんだろう…

 

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*****

 

 

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3月4日。

昭和の終わりにタイムスリップしたような、不思議な体験をした夜でした。

何といっても、自分の住んでいる街にこんなところがあったなんて…

今まで知らなかった地元を知ることができて、ますます地元を好きになれたような気がしました。

 

この日のもう一つの目的。

それは、写真のように「オールドレンズで写真を撮る」ということ。

カメラとレンズを繋げるマウントアダプターは去年5月に買っていたものの、このレンズ(Planar 1.7/50)だとGM1では2倍の100mmに。

半分望遠レンズのようなものになってしまうということで、イマイチ使い道が見出せなかったのです。

ただ、単焦点パンケーキレンズを使うようになってからは「画角」というものをより意識するようになり、

今だったらこのレンズも使いこなせるかも…と、思い切って持ち出したのがこの日のことでした。

 

100mm一本で切り取る世界。いかがでしたでしょうか。