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ホッコの部屋

気の向くままに書きます。夜空のようにおおらかに。

大阪一のお花見へ #9

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空はすっかり太陽に染められ、一日の終わりが刻一刻と近づいていることを感じさせられます。

そして、太陽の光を映し出す水面も…

 

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繰り返されることなのにさびしい気持ちになってしまうのは、いつかは終わりがやってくることを本能的に分かっているから…でしょうか?

自分では意識していなくても、前世の記憶が残っているように、体がそうさせているのかもしれません。

 

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夕日が染まっていくにつれて、今を見ているはずなのに過去に飛んでいるかのような錯覚に。

今は当然「今」だけど、ほんの少し前だと「過去」というし、ほんの少し先でも「未来」という。

光が伝わるまでには時間がかかるから、今見ている光景は「今」ではないし、かといって自分は過去を生きているわけではない…

たぶんこんなことを書いているのは、日記を書いている今がそんな気持ちだからなのかもしれないですね。

(ちなみに地下鉄に揺られながら書いてます)

 

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淡いピンク色だった花びらは、いつしかベージュのようなくすんだ色に。

ついさっきまでのあの華やかさは、どこかへ消えてしまいました。

 

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まだ咲いたばかりなのに、風に吹かれてあっけなく飛んでいってしまう花びらたち。

それも花びら同士がくっついたまま。それだけ風が強いのです。

 

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忘れ去られたもの。

 

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一日の終わりを惜しむかのように、水面は黄金色にキラキラと輝いています。

思えば、2年前の修学旅行のときもこんな写真を撮っていたような。あのときも今と同じ気持ちでこんな光景を…

 

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*****

 

 

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歩いている人。走っている人。

世界のすみずみまで、一日の終わりを告げる光が投げかけられていきます。

一日の終わり。そしてもう一つ、いや、二つの終わりも…

 

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これがFZ150の最後の写真。

どうしてもピントが合わなくてあたふたしているところで…切れてしまいました。

思わず月を見て反射的にズームしてしまったけど、こんなところで調子に乗るんじゃなかった。

 

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だけど私にはもう一台ある!と言いたいところではあるけど、そのカメラもすでに瀕死状態。

もしかしたらこの写真が最後になってしまうかもしれない。

デジカメなのに「フィルムの切れそうな昔のカメラ」みたいなハラハラ感を嫌というほど味わうことに…

 

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桜も撮れたし、たこも撮れたし、あとは夕日が沈むのを待つだけ。

お願いだからそれまでは…!頼むからこれが最後の写真にならないで!

 

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…そんな願いもむなしく、後を追うようにもう一つのカメラも電池が切れてしまいました。

しかたなく、最後の手段としてiPhoneで撮ることに。

まさかのまさか、2台のカメラの電池をこれほどあっさり使い切るとは思ってもいませんでした。

 

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気づけば月はあんなに高いところに。

 

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私がここまで待ってでも見たかった光景が、目の前で広がっているのです。

とてもおだやかな夕暮れでした。

 

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9時半に家を出て、ふたたび家に帰ったのは夜の8時。

どこまでも青い空、風にゆれる菜の花。そして、なぜか狭山池だけ満開に近かった桜…

自分でも信じられないけれど、なんと半日近く写真を撮り続けていたというのです(笑)。

そのおかげで、春の光、空気をいっぱい取り込むことができて、まるで自然と自分がひとつになったようでした。

 

明日からは6月。

こうして春のおとずれを喜んでいたのも2ヶ月前のこと。梅雨が過ぎたらもう夏です。

去年の夏は私にとって忘れられないもの。今年はどんな夏が待っているのかな。