ホッコの部屋

気の向くままに書きます。夜空のようにおおらかに。

トワイライトを巡って #7

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#6のつづき。

 

北小松駅

となりの近江舞子駅ではあれだけの人が集まっていたのに、この駅はまるで静か。

ホームの向こうには、琵琶湖が眠るように広がっていました。

 

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さらに北へ二つ。

安曇川駅ではまだ雪が残っていました。

数日前に雪が降っていたとはいえ、これだけ晴れていたらもう解けているかと…

 

ここで「安曇川駅って琵琶湖の東側でいうどのへん?」という疑問が出てきて、調べてみたら彦根や米原とほぼ同じ高さでした。

思っていたよりも北だったというか、それは雪もたくさん降るはずだと思いましたね。

 

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とはいえ、このあたりはほとんど解けてしまっていて、まるで白い粉を吹き付けたかのよう。

今にも消えてしまいそうな雪は、春が近づいていることを確かに感じさせてくれます。

 

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滋賀県に入ってからずっと見えていた琵琶湖とも、この駅を最後に見えなくなってしまいます。

ここからはいくつものトンネルを通る区間。途中にある余呉湖を最後に、あれだけの水を目にすることはもうありません。

 

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近江舞子を出て40分。

列車に乗っていると時間があっという間に感じるもので、あれから40分も過ぎたという感覚がまったくないのです。

窓の外に見える雪を見て、こんなに遠くまできたのか…と、やっと実感することができました。

 

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そして、列車はついに滋賀県最北端の駅、近江塩津駅へ。

湖西線の真ん中にさしかかったあたりから目にするようになった雪も、すっかり線路を覆ってしまいました。

3月でここまで雪が残っているとはまったく思っていなかったので、予想外の光景にびっくり。

 

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ここまでは晴れていたけれど、あの山の向こうはうっすらともやがかかっているよう。

「どこまでも、いっしょに行こう」というジョバンニの声が私のとなりから聞こえてきそうです。

銀河鉄道の夜の中でサウザンクロス(南十字座)をあとにする場面と、この光景がどこか重なっているように感じたのでした。

 

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#8につづく。