ホッコの部屋

気の向くままに書きます。夜空のようにおおらかに。

こどもレンズ

f:id:hokko283:20151228140424j:plain

 

昨日からの続き。

かなり悩んで買ったものの、その悩みが裏腹に出てしまったのか、一日にして不満だけが残ってしまった18mmのレンズ。もちろんいいところもあるとは思うんですが、きっときっちりかっちり写したい風景には向いていないんでしょう。たぶん部屋の中でスナップ的に撮るのにはすごく向いていると思うんです。レンズもF2と明るいし、必然的にボケやすいから周りが流れていても(私の場合は)そこまで気にならないし。

 

f:id:hokko283:20151228141051j:plain

 

だから、せっかくうちにやってきたわけだしこのまま残しておきたい。という気持ちも少しはあったんですが、やはりそこは現実問題が邪魔をしてくるわけで。複雑な思いでふたたび旅立たせることにしました。オークションで中古を買った割にはすごくきれいだったんですよね。あー、なんか残念。

 

 

*****

 

 

f:id:hokko283:20151220160850j:plain

 

で、そのかわりとして急遽買ったのが、18mmと悩みに悩んでいた18-55mmのズームレンズ。富士は単焦点がすごくいいということを常々聞いていたので、ここでズームに行くのもどうかとは思ったんですが、そこもやっぱり現実問題(笑)。14mmはすごくいいという話も聞いていたものの、バランスを取ってこのレンズに落ち着きました。12月18日に無事に届き、二日後の20日に初持ち出し。

 

f:id:hokko283:20151220160917j:plain

 

最初は広角端、次に望遠端で撮ってみる。カメラを向けている風景のせいかもしれませんが、すごく普通な印象。18mmほど流れている印象もなく、なんというか…普通です(笑)。ひっくり返せば「言うことがあまりない優等生」なのかもしれないですけどね。だけど、少なくとも1年ちょっと前に使っていたLUMIXの12-32mmと比べたら本当に文句のつけどころがない。あれも見た目はすごく好きだったけど、暗いところで撮れるものじゃない。それにちょっとぶつけただけでアルミ缶のように凹んでしまうし。「レンズってこんなにヤワくていいの!?」って思わず心の中で叫びましたよ(笑)。

 

f:id:hokko283:20151220161134j:plain

 

ふたたびズーム。今まで27mmで撮っていたときも「この小ささでこんなにきれいに撮れる!」という楽しさはあったけど、このレンズは別の意味ですごく楽しい。LUMIXのときも20mmのパンケーキレンズを主に使っていて、ズームレンズがすごく久しぶりだったこともあって。

 

f:id:hokko283:20151220161229j:plain

 

ピントが合うのもすごく速い。これも20mm、27mmと遅いレンズを使い続けてきたからこその感想だけど。本当にスッと合います。どこかのレンズみたいにヌーッとかジーッとか言わない(笑)。これだと動画を撮るときにもAFの音を気にしなくて済みますね。どっちのレンズも動画に音が入るからすごく悩ましかった。

 

f:id:hokko283:20151220162519j:plain

 

さっきのように鳥が飛んでいる写真も撮れるし、サッと引けば空いっぱいの写真も。そのときに回すズームリングも高級感があって、途中でひっかかる感じもなく動きがすごくなめらか。普通のレンズよりもF2.8-4と明るい割にはそのコンパクトさ。そしてどんなものもきっちり写してくれる。普通に優等生でした(笑)。目の前のものをただ純粋に切り取りたい私にはぴったり。

 

f:id:hokko283:20151220162811j:plain

 

ここまで書いてふっと気づいたのが、純粋に写るということは「子どものようなレンズ」なのでは…と。私も純粋な心のままでいたいし、海や太陽が似合うような人でいたい。そういう意味では27mmもすごく素直で近いところはあるけれど、18-55mmはさらに柔軟さを身につけた、と言ったところ。ほどよい大きさも私の考え方とどこか通じる部分。このレンズを設計した人も、もしかしたら私と同じ思いなのかもしれないですね。

 

 

*****

 

 

とりあえず、せっかく長文を書いてきたのでまとめてみる。あと、最近になってカメラ別、レンズ別に日記をまとめてみたので、そちらもぜひ。ページの下のほうにリストを作ってます。

 

【最初に買ったXF27mm F2.8】

リアルパンケーキ並みの薄さから、富士のレンズとしては唯一無二の存在。X-M1との組み合わせだとかばんにも気兼ねなく入れられるし、首から下げてもファッション感覚で違和感がない。どんなものでもきっちりと写り、ほどよいボケで使いやすい。ただし、真っ暗な中や部屋の中だと若干つらいものがある。あと動画のときはAFの音がすごく気になる。

 

【すぐに売ったXF18mm F2】

27mmまではいかないにしても、そこそこの薄さが大きく効いてくる。明るい広角レンズでこの大きさは貴重。AFも極端に遅くはなく、絞りリングも付いていることで使い勝手としては十分。それだけに、周辺の流れは予想以上でちょっと残念。得意不得意がはっきりしてそうなイメージ。

 

【結局買ったXF18-55mm F3.5-5.6】

とにかく優等生。魚のウロコのようにビシッ!!というよりは、ヒレの流れるような優雅な印象。27mmと同じくどんなものでもきっちりと写してくれるレンズで、若干大きなサイズでも受け入れられるシーンであれば、どんなときでも使える万能レンズ。X-T1やX-E2といった大きめのカメラに似合うイメージが強いけれど、X-M1との組み合わせも絶妙なバランスですごくいい。欠点といえば18-55mmという画角の割に少し重いことぐらい。

 

最近はカメラの某ニュースブログでも富士の記事になるとコメントがすごく盛り上がったり、富士に乗り換える人が増えたりとすごく生き生きしているので、どこかでこの日記が役に立つかなー、という思いで書きました。決してこの日記で18mmをコテンパンにディスってるつもりはないんですが(笑)、私の美的感覚からしたらこうだった、という形で受け止めていただければと思います。それにしても、フィルムからはじまり、学校のイベントで写ルンですを使い、デジカメになってここで富士のカメラとめぐり合うとはまったく思ってもいませんでした。動画はたぶん他のメーカーのカメラを使うけど(笑)、これからもずっと富士のカメラを使い続けたいですね。そう思わせてくれるようなこのレンズ、そして最近のニュースでした。