ホッコの部屋

気の向くままに書きます。夜空のようにおおらかに。

ヘッドホンを探す旅

昨日に続いて連続更新。できれば今日のうちに吐き出しておきたい内容でして…

ずばり、ヘッドホンのお話。私は去年から音楽系の専門学校に通っていまして、最初に教材として配られたヘッドホンを制作の中で使っているわけなのですが、ある講師の方から「(ほっこの曲は)音のバランスに癖があるからいろんなヘッドホンで聴いてみるといい」と言われまして、そもそも今のヘッドホンにも不満はあったので、じゃあ思い切って買っちゃえ!と吹っ切れちゃったのが事の発端。それ以来、梅田のヨドバシのヘッドホンコーナーに何度も足を運び、何十個ものヘッドホンを自分の耳で聴いて、比べて、どのヘッドホンが自分にとって一番なのかを判断してきました。そして最終的には一つのヘッドホンに決まったのですが、そこにたどり着くまでの試聴の感想が誰かの参考にならないかと思い、こうして日記に書き残しておくことに。

 

*  *  *

 

YAMAHA HPH-MP220

上でも紹介したように、教材として配られたヘッドホン。

ネットでは不満らしき声を見かけたことがほとんどなく、いかにも良いヘッドホンというように語られていますが、頭痛持ちの私にとって絶対に避けられない問題が。とにかくヘッドホンが重いんです。それも400の大台を超えた415g。重さだけで例えるなら頭にミラーレス一眼を乗せているようなもの。その重さが細いヘッドバンドを通じて頭に食い込み、キリキリと痛みだす。私のような状態になるのは稀なパターンなのかもしれませんが、改めてヘッドホンは実際に装着して試聴することが大事なんだと思い知らされました。ちなみに音は中音域が若干薄っぺらく感じる程度で、特に大きな弱点は見当たらず。低音がずっしりと響くので、EDM系の曲を聴くとすごく気持ち良いですね。

 

【ほっこの評価】

低音域:★★★★★

中音域:★★★☆☆

高音域:★★★★☆

装着感:★☆☆☆☆

遮音性:★★★★☆

合計17点

 

AKG K712 PRO

ヘッドホンコーナーを回っていて、一番最初に「いい音!!」って思えたヘッドホン。

だけど、聴いているうちにだんだんと音がこもっているように感じてきて、最後は候補ですらなくなってしまいました(笑)。具体的には中音域がもこっと不自然に盛り上がっている感じ。きっとこの頃はまだあんまり数を聴けてなかったんですよね。ただ、ヘッドバンドが頭に合わせて自動で調整してくれるタイプなので手間がかからなくて楽だし、耳触りも嫌味がなくいい感じ。これでもう少し音がしっかりしていたら…と思うばかりです。

 

【ほっこの評価】 

低音域:★★★☆☆

中音域:★★☆☆☆

高音域:★★★☆☆

装着感:★★★★☆

遮音性:★★☆☆☆

合計14点

 

SONY MDR-1A

レビュー系の多くのサイトで高評価されているこのヘッドホン。

SONYはカメラでもあまり好きになれないけど一応聴いておこう、ということで試聴。よく「ドンシャリ」とも表現されているものの、思ったよりはシャリシャリしてないかな、と私は思いました。ただ、ドンシャリの「ドン」はちょっとくど過ぎて音楽を聴いている感じがしなかった(笑)。その低音のおかげで中音域はいまいちよく分からず。まだ行ったことはないけどクラブだとあんな感じになるのかな。音とは関係ないのですが、触ったときの質感がツルツルしてプラスチッキーだったのがちょっと残念でした。本当に良い音のものは造りもしっかりしていますしね。

 

【ほっこの評価】

低音域:★★☆☆☆

中音域:★★★☆☆

高音域:★★★★☆

装着感:★★★☆☆

遮音性:★★★★☆

合計16点

 

audio-technica ATH-MSR7

次に目についたのはすぐ近くに置いていたオーテクのヘッドホン。

見た目が似ているということで一つ上のMDR-1Aとよく比較されているそうなのですが、このヘッドホンも軒並み高い評価で、目についた悪い点といえば装着感のことぐらい。耳にかかる側圧が高くて疲れやすいとのことで、実際につけてみるとやはり圧迫感が。音としてはこれまでのヘッドホンと比べるとフラットに近いほうで、これなら普段のミックス作業でも使えるかなと思いました。ただ、あまり音に余裕が感じられないというか、がんばって今の音にしました、っていう苦労が垣間見えるような気がする部分も。低音域は心地よく響くものの、中音域が若干抜けていて、高音域が若干刺さる感じ。いろいろと微妙に惜しいヘッドホンですね。もしかしたら今回取り上げたヘッドホンの中でYAMAHAのMT220に一番近い特性かもしれません。

…と、ここで書いている当時に入札していたヘッドホンのことを思い出して、急いで確認したら高値入札されてそのまま終了してました(笑)。まんまとやらかした。

 

【ほっこの評価】

低音域:★★★★★

中音域:★★★☆☆

高音域:★★★★☆

装着感:★★☆☆☆

遮音性:★★★☆☆

合計17点

 

audio-technica ATH-AD1000X 

2番目に書いたAKGのK712 PROと同じ「開放型」と呼ばれるタイプのヘッドホン。

開放型は音に広がりがあるのが特徴で、このヘッドホンは特に中音域が爽快に響いてくれます。ただ、他と比べると低音域が若干弱く感じて、これだったら一つ上のMSR7でもいいかな…とも。K712と同じく最初はこのヘッドホンが一番いい!!って思ってたんですけどね。不思議なものです。大きさが大きさなので持ち運びは絶望的。

 

【ほっこの評価】

低音域:★★★☆☆

中音域:★★★★★

高音域:★★★★☆

装着感:★★★★☆

遮音性:★☆☆☆☆

合計17点

 

audio-technica ATH-A1000Z 

今回検討した中で一番お高いヘッドホン。検討といってもちょっと高いのであんまり買うつもりはなかったですが(笑)。一番大きいヘッドホンでもあるので外に持ち出すのはまず不可能。ただ、その余裕のある作りのおかげなのかすごくいい音を鳴らしてくれます。音のバランスもフラットですごく聴きやすい。強いて言うなら中音域が若干もこもこしてるような気もしましたが、おそらく誤差の範囲。装着感もすごくいいし、家の中であればどんなジャンルの曲、どんな使い方でもそつなくこなしてくれる優等生的存在ですね。ただし大きさは…(以下略)

 

【ほっこの評価】

低音域:★★★★★

中音域:★★★★☆

高音域:★★★★★

装着感:★★★★★

遮音性:★★★★☆

合計23点

 

*  *  *

 

ここまでのヘッドホンをランキング化してみるとこんな感じになりました。

 

6位:AKG K712 PRO

5位:SONY MDR-1A

4位:YAMAHA HPH-MT220

3位:audio-technica ATH-AD1000X

2位:audio-technica ATH-MSR7

1位:audio-technica ATH-A1000Z

 

3位から上が見事にオーテク一色。オーテクはよく原音に忠実だと言われているそうですが、私のように制作で使う以上は忠実さが絶対条件。もちろん制作者の耳としてヘッドホンを試聴してきましたので、少なくとも私の耳自体はそこまで癖がないということが分かりました(笑)。

ただ、単純に良い音だけを求めるのであれば最後に紹介したA1000Zでもいいのですが、さすがにちょっとお高いし持ち運びもできない。AD1000Xも持ち運びができないし、MSR7は結局今のヘッドホンとそこまで変わらないような気がする。というわけで、結局はこの中のどれでもないヘッドホンをオークションで安く手に入れました。明日届く予定で、実際の使用感なども後日書くつもりではありますが、あえて他のヘッドホンと同じようにファーストインプレッションとして評価を載せておこうかと。おそらく使い込むうちに評価は変わってきますし、使用前と使用後の評価を比較するのも面白いはず。

 

【ほっこの評価】

低音域:★★★★★

中音域:★★★★★

高音域:★★★★☆

装着感:★★★★☆

遮音性:★★★☆☆

合計21点

 

それでは、新しいヘッドホンが届いたら次の日記を書きますね。では!!