読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ホッコの部屋

気の向くままに書きます。夜空のようにおおらかに。

想い出の物語

f:id:Hokkorina:20170101084628j:plain

 

お久しぶりです!実にほぼ4ヶ月ぶりの日記。

そして、新年初でもあるので…あけましておめでとうございます。言わずにやり過ごすのも気になるし、きっと2月になったらオメデタのかけらもなくなってしまうので、せめて1月中に言わねば!と常々思っていました(笑)。4ヶ月も間が空いてしまうと、いろんなことがありすぎて逆に何を書こうか迷ってしまうけれど、その中でまだ色褪せていない、鮮やかな記憶として残っているものを書いてみようかな、と。 

ちなみに上の写真は初日の出…のはずが雲に隠れて見えなかった元旦の空です(笑)。

 

*  *  *

 

2017年になり、慌ただしい年末年始も過ぎてひと段落ついた頃、なんとなくきれいな写真が出るかなー、って思いながら「雨のち晴れ」みたいな感じで画像検索してまして。そしたらたまたまこんな本が出てきました。

 

雨のち晴れ、ところにより虹 (新潮文庫)

雨のち晴れ、ところにより虹 (新潮文庫)

 


「雨のち晴れ、ところにより虹」

確かに「雨のち晴れ」が入ってる(笑)。このイラストの感じとタイトルが素敵だなあ、と思って、そこからAmazonに移って関連商品を見たりしていると、またしても素敵な本を発見。

 

想い出あずかります (新潮文庫)

想い出あずかります (新潮文庫)

 


「想い出あずかります」

20歳までに取り戻さないと、想い出は返ってこない。

そんな儚いあらすじと素敵なイラストに惹かれて、いくつか書かれていたレビューにも後押しされて思い切って買ってみました。今までまったく知らなかった本とこうして出会えたのも何かの縁なのかな、と思って。

 

舞台は海辺の町。登場するのはごく普通の子どもたちと、「想い出を買い取る」ちょっと変わった魔法使い。子どもたちは魔法使いに「想い出」を話すことでお金を貰えるのだけれど、その対価として想い出は魔法使いに買い取られ、その瞬間話した想い出を忘れてしまう。ただし、20歳までに魔法使いにお金を返せば想い出も返してくれる。という、子ども相手にしては意外ときっちりしたシステム(笑)。子どもたちと魔法使いの関わり合いを通じて、大切なものを思い出させてくれる素敵な物語でした。

 

ネットが生活の一部となってからはめっきり本を買うこともなくなり、去年はコミックを2冊、アニメの二次創作本を1冊ほど買ったものの、文字だけの文庫本には興味すらなかった。けれど、この本を通じてすごいなって思ったのが「言葉」だけの繊細な表現。ほんのわずかな仕草も、実際に見てみたいと思えるような風景描写も。手法は違うけれど、作家さんも作曲家と同じ「表現者」なんだなあ、と改めて感じました。

 

今、私のリュックには一週間前に買った2冊目の文庫本が入っています。家では読まず、帰りの電車をわざと遅い行き方にしたりして、学生さんに混じって電車に揺られながら読むのが最近の日課であり、ささやかなしあわせ。そんなしあわせを私の作る音楽でも体現できたらなあ、って思うのです。 

 

*  *  *

 

f:id:Hokkorina:20170112210610j:plain

 

「想い出あずかります」という素敵な物語に出会えて本当によかった。「映画化されたら観たいかも」というレビューもあったりして、まさに私も同感です(笑)。

やるせない気分のときに、サクッと読んでみてください。きっと大切な「想い出」を見つけられるから。

そして、最後になりましたが、今年一年…というよりはあと11ヶ月、何回日記を書けるかどうかは分かりませんが、どうぞよろしくお願いいたします。Twitter@hokko283)では写真も含めて毎日何かしらをアップしていますので、よければそちらもぜひ。それでは!